AIで進化する顧客対応、Property AIが実現する不動産管理業務の未来 (3/5)
Property AI:Geminiで顧客対応を高度化
—— 最近はどのような業務を中心にされているのでしょうか?
主に2つの業務を担当しています。1つはWeb開発、もう1つはAI推進の一環として鈴木(皇佑)さんと一緒に生成AIのリサーチをしています。社内システムの改善もDX推進の中で行っていますが、私は新規開発の方に携わっていて、一例としてはAIを「Property AI」というシステムの開発です。社内向けのチャットボットであった「AMBITION Me」を、LINEベースでお客様からの問い合わせにAIで自動返答したり、適切に誘導したりする外部向けのソリューションです。単なるチャットボットとしてだけでなく、導入企業のニーズに合わせたカスタマイズや、潜在的な課題の抽出などもAIに行わせています。私がメインで開発しました。
—— 現在メインで取り組まれている「Property AI」の機能について、具体的にAIでどのような機能を開発されているのでしょうか?
「Property AI」では、「AMBITION Me」にもともとあったチャットボット機能に加え、Gemini(GCP)を活用しています。「AMBITION Me」はChatGPTのアルゴリズムを使っていましたが、「Property AI」は全部Geminiに置き換える取り組みをしています。Geminiは元々使いやすい構成で、アルゴリズムも提供されていたので、移行する上で困ったことは特にありません。
—— スムーズに移行できたのですね。Geminiに切り替えてからどのように変わりましたか?
ChatGPTはベクターサーチがメインで、既存の約2,000個のFAQデータを読み込ませ、質問と一致する回答をそのまま返す仕組みでした。
Geminiに切り替えてからは、ベクターサーチのように既存のデータをそのまま返すこともできますし、そのデータを生成してクッション言葉などを追加し、よりカスタマイズされた回答を返すこともできるようになりました。GCPは環境としても提供されているので、試したいことがあればGoogle Cloudの方でテストしてからすぐ取り組めるのが一番良いポイントです。 開発環境としてもだいぶやりやすくなりました。
