Z世代マーケターが見据える未来:AIとの共創で実現する新たなビジネス戦略 (5/6)
これからの展望
——客観的に見て、InstagramやTikTokの投稿内容でAIが作ったものと田中さんが作ったものの区別はつきますか?
個人的には、良くも悪くも変わったという印象はなくて、どちらがAIの文章なのか、どちらが私が書いたものなのか、気にしたことがないです。クリエイティブに関しても同様で、「このバナー画像は明らかにAIが作っただろう」と感じたことはありません。
——クオリティを維持しつつ、3倍の効率で業務を回せるようになったということですね。
むしろクリエイティブに関しては、よりプラスになっている部分もあります。例えば背景の画像や写真ですが、これまではストックフォトサイトから探してきたり、有料の素材を購入したりしていましたが、今はAIでゼロから生成できるので、比較的ライトに意図したものが手に入りますし、よりクリエイティブに合った素材が出来上がります。ストックフォトだとコストや時間もかかりますし、イメージ通りのものが見つからないことも多いですからね。
——新しい物件のプロモーションなどで、完成イメージのCGをAIに読み込ませてクリエイティブを作成するといった活用もできそうでしょうか?
そこまではさすがに難しいですね。基本的に物件のイメージ画像はそのまま使っています。実際の物件と異なってしまうと問題になりますから。AIで生成する場合は、生成AI活用における広告のコンプライアンスとの兼ね合いも重要になります。少しずつ完成形に近づけていくイメージですね。一度で理想のものが出てくることはまだ少なく、ただ、出てきたものに対して修正を依頼していくので、自分で全て作り直すよりは格段に時間が削減されています。
