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AI活用で実現する不動産業界の未来と、顧客体験向上の秘訣 (2/6)

全社的なAI活用推進!Google元執行役員を顧問に迎え、業務効率化を加速

——直近で取り組んでいることを教えていただけますでしょうか?

生成AI活用です、社内的に強く取り組んでいます。全社的にAIを活用し、DXをより加速させたいという方針です。今年社内でAI推進委員会を設立しました。グループ会社を含め、各会社および各事業部から最低1名を選出していただき、今後そのメンバーと一緒に生成AIを活用し、業務を効率化しています。メンバーは30名ほどで、私の役割は各所との調整です。業務への生成AI活用の浸透と、効果の可視化が狙いです。これまでのDXでは既存業務の整理にかなりの時間を要しましたが、業務を理解している当事者たちを生成AI活用のプロフェッショナルとし、部署単位で自発的に利用シーンを検討してもらうフローにしています。

——委員会として、勉強会や最新トレンドの共有なども行っているのでしょうか?

はい、先月第一弾として、全社員向けに生成AI活用セミナーを実施しました。Google元執行役員でAI活用の日本責任者を務められていた橋口様と顧問契約を結ばせていただき、さっそくレクチャーをしていただいています。第二弾としては、生成AIを活用する上でのポイントとなるプロンプトの書き方についてを予定しています。

——元GoogleでAI開発に深く携わってい方が話されると、積極的な参加や理解促進に期待ができそうですね。

受講後のアンケートは参加者ほぼ全員が回答してくれ、嬉しいサプライズでした。世間的にAIの機運が高まっていることは皆知っているけれど、自分事にはできず、どうしたらいいかわからない人が多いのだなと。弊社の社内向けに議題を絞ってセミナーを実施していただいたことで、不動産業務や弊社に特化でき、わかりやすいものになったと思います。知識で終わらせず、実践し業務に落とし込むというミッションにおいて、橋口様は心強いです。生成AIは、弊社としてはGoogle Workspace上のGeminiであれば問題ないとしており、学習に使われないなどの最低限のレギュレーションをクリアした上で、現行の業務ツールであるドキュメント、スプレッドシート、スライドとの互換性も考えてGeminiを使用しています。オンライン会議での議事録は、Google MeetのGeminiの議事録機能を使ってAIに取らせています。その後、Geminiで文字起こししたドキュメントを「議事録として作成して」と指示し、完成させています。これまでかけていた工数は大きく削減できています。